マイク・ブラック

日本ではPIGが余り注目されていなかった1990年代・・・

その時代を少し遡る1980年代の後半にSurf A Pigの主宰であるマイク・ブラックはPIGに乗り始めたそうです。

 

 

この時代のマイクは現在の様にPIGオンリーではありませんしたが、少しずつその魅力にとりつかれ2008年に「SUSF A PIG」のブログを立ち上げ、それまで注目される事のなかったPIGの素晴らしさを世界中に発信し続けました。

 

 

マイクがPIGの素晴らしさを全世界に発信する前は、PIGは単なるクラシックボードの1つであって、大衆に好んで乗られる事はありませんでした。

 

 

しかし、このブログを発端に多くのサーフボードメーカーからPIGがリリースされる様になり、また、マイクも自身のPIG道を極める為に多くのシェイパー達とディスカッションを繰り広げ、ビングからはフェラールPIG、クーパーフィッシュからブラックボード、そして、PIG形状でありませんが、PIGの乗り味を堪能出来るダベンポートのミスクリーントがリリースされました。

 

 

勿論、マイクはこれらのシグネチャー以外にも日本でお馴染みのダノーのホッグや、ビングのクラシックPIG等を乗り、その魅力を発信続けたのです。

 

 

それらの世界観は若いシェイパー達にも波及し、現在ではクラシックボードに拘るサーフボードメーカーには略PIGがラインナップされる様になりました。

 

 

そして、その波及は止まる事を知らず、遂にPIGだけの祭典、「 PIG LUAU」が開催される事になったのです。

LUAUにはレジェンドのビング・コープランドやジーン・クーパー、マット・カルヴァー二、アダム・ダベンポート等も参加し、祭典に花を添えました

この模様はサーフマガジン「ブルー」で特集され、日本においてのPIGブームを引き起こしました!

 

 

そのブームによってPIGは多くのサーファーに認知される様になり、次第にそのルーツとなるSURF A PIGへの注目も高まって行き、その波はカリフォルニアでチームウェアとして彼らが着ているアパレルにも注目が集まる様になりました。

 

 

さて、次回はSURF A PIGが本格的にアパレルウェアを展開する様になった背景を綴らせて頂こうかと思っていますので、楽しみして頂けたら幸いです。

 

 

SURF A PIG