何ゆえにPIG?
様々なサーフィン情報を閲覧しているとテールにボリュームのあるボードは尽く「PIG系」と称されている事を目にします。
確かに、PIGの命名は「ノーズが細くテールが広いから豚みたい・・」とデイル・ベルジーが名付けた事が由来となっています。
しかし、デイル・ベルジーには明確なPIGの定義がありました。
それは彼がこれまでにリリースして来たPIG(ヴィンテージ)に触れて行くと解ります。
「鼻は極端に細く、そして、お尻がでっぷりとしている・・・」
個人の解釈によって定義には様々な見方がありますが、かつてベルジーはロングボードリバイバル以降は2,000年代までPIGを封印して来ています。
彼が1990年代にリリースしていたモダンクラッシクやニュートラディッショナル等はPIGの形状でありながら「PIG」とは命名していません。
これは筆者的には「PIGとは単にテールにボリュームがあれば良いものでは無いんだよ!」とのベルジーからのメッセージの様にも汲れます。
画像にありますSURF A PIGのブラックボードは勿論ですが、PIGを入手する際には造形にも目を向けてチョイスしてみては如何でしょうか?
SURF A PIG